今日は

おかしな体験をした
今のこのﾀｲﾑﾘｰな感じで言うと
殺されててもおかしくない
っつーのはかなり大袈裟ですが(笑)
帰宅途中
家まであと2〜3分ぐらいの距離
1人のﾋﾄが道を聞いてきた
「駅はﾄﾞｺですか」
立ち止まってみた
「ｺﾞﾊﾝを食べたい。どこで食べれますか」
「ﾃﾞﾘｰｼｬｽなｺﾞﾊﾝを探してる。どこ？」
ｵﾚは何も考えることなく
「こっちはずっと歩いても店はないよ
　ﾒｼくうなら逆に歩いてけば
　駅前に店ならいくらでもあるよ」
ここまではまぁ
「それはﾄﾞｺですか」
「だから逆に戻れば駅だよ」
えぇ、ここまでもまぁ
「日本人冷たい。みんな外人ｷﾗｲ」
「話かけてもNO NOばっかり」
「私悪いことしない、しても得はない」
「日本人、外人ｷﾗｲだから冷たい」
ｵﾚに言われても困る(笑)
「言葉が通じないと思ってんぢゃね？」
ﾌﾂｰに答えるｵﾚ
「ｺﾞﾊﾝはどこで食べれますかって聞いてる」
「ｲｷﾞﾘｽぢゃ、OK一緒に行こう、ｶﾏｰﾝだよ」
ｵﾚに言われても困る(笑)
「ｸﾘｽﾏｽも近い、ｲｷﾞﾘｽなら今頃お祭り騒ぎなのに」
「みんな飲みに行くのに、日本人冷たい」
ｵﾚに言われても困る(笑)
「あなた立ち止まったの初めてよ」
「外人ｷﾗｲぢゃないのか」
ｵﾚもﾌﾂｰに答える
「見慣れてるから」
「なぜ？」
「そうゆー仕事だから」
「英語はしゃべれるのか」
「んな訳ないでしょ。ﾑﾘよ」
「英語勉強しなさいよ」
大きなお世話だ
「ｱﾅﾀはｶｲﾝﾄﾞ。私とお話してくれた」
「ｲｷﾞﾘｽから出てきて4ヶ月誰も日本人親切ぢゃない」
「言葉よりもﾌｨｰﾘﾝｸﾞでしょ大切なのは」
「外人でも言葉通じなくてもﾌｨｰﾘﾝｸﾞでｵｹｰでしょ」
「あなたも、もっとﾌｨｰﾘﾝｸﾞ大事にすればもっとｶｲﾝﾄﾞでかわいくなる」
知らんがな(笑)
「いつもｺﾞﾊﾝはどこで食べるの」
「家」
「今日は」
「家」
「NO.」
「せっかくお話できたのにｺﾞﾊﾝ一緒に食べるよ」
意味がわかんねーよ(笑)
「さっき家に電話して、もう帰るからﾒｼよろしくつったからﾑﾘ」
ｵﾚもﾌﾂｰに答える(笑)
「なーーーーーーーーーーんでよ」
なにがだよ(笑)
「ﾌｨｰﾘﾝｸﾞ大事でしょ」
「家に電話して、お母さん友達と一緒にｺﾞﾊﾝ食べる」
「だからｺﾞﾊﾝいらない」
「これでOKでしょ」
ｲﾔ(笑)
「家で待ってるから帰るよ」
「だから、電話すればわかってくれるよ」
「お母さんだって話すればわかってくれる人よ」
それはｵﾚが一番知ってるよ(笑)
「だから、一緒にｺﾞﾊﾝ食べよう」
だからって何が(笑)
「だから、帰ってﾒｼ食うって」
「帰って何するの」
「ﾒｼくって、ﾌﾛ入って、ﾈﾙんだよ」
「ぢゃ、ｺﾞﾊﾝ食べてから出てくればいい」
「ﾈﾙよ」
「ﾈﾙのｽｷだな」
「えぇ、ｽｷなのよ」
「だったら明日でも明後日でもいいよ」
ｲﾔだよ(笑)
「みんな外人ｷﾗｲ」
「日本人みんな冷たい」
「ｵﾚ ｲｷﾞﾘｽから出てきて4ヶ月やけど」
「こんなんやったらｲｷﾞﾘｽ帰ったって」
「日本どうやった？って聞かれても
　ぜんぜんおもんなかったって言うで」
「あんたが一緒にｺﾞﾊﾝ食べてくれたら」
「日本どう？って聞かれたら
　めっちゃおもろかったでって言うのに」
いきなり関西弁になる(笑)
ぜってー4ヶ月なんてｳｿだ(笑)
「お話して楽しいやろ？」
「このままｺﾞﾊﾝ食べてもっと楽しいで」
「外人だからってなんでｲﾔなの」
だんだん腹が立ってくる
「つーか、ﾅﾆ人だろうが見知らぬ男とﾒｼなんて食わん」
「あんた男ｷﾗｲなんか」
ｱﾌｫか
「日本人冷たい」
「相手がｲｷﾞﾘｽ人だろうが、日本人だろうが、友達だろうが
　帰るつったら帰るんだよ」
「あんた何歳」
「28だよ、あんたは」
「29」
「お母さんお母さんって、あなたﾅﾆ」
ﾅﾆってﾅﾆ(笑)
「おかしいんぢゃないの」
ｵﾏｴに言われたくない(笑)
「わかった、ぢゃｺｰﾋｰだけ飲もう」
（ここで腕を組まれる）
わかってねぇ(笑)
「ぢゃ、一緒に家まで行って
　お母さんｺﾞﾊﾝ食べに行って来るって言おう」
言うかっ(笑)
「帰るよ」
「なんでそんなﾊｯｷﾘ断るの」
「ﾊｯｷﾘしない日本人がｷﾗｲでしょ外国人は」
「だからってそんなﾊｯｷﾘ断るのはよくない」
「ぢゃ、なんて言うの」
「帰ってｺﾞﾊﾝ食べてから遊ぼうとか」
「ｺｰﾋｰだけねとか」
「今日はﾑﾘだから明日ねとか」
ｲﾔｲﾔ(笑)
「帰るよ」
「なんでそんなﾊｯｷﾘ言うの」
「あんたｺﾜｲ」
ｱﾘｶﾞﾄｳ
「こんな道端で外人と話してたら
　周りの人怪しむから店入ろう」
怪しさ満開だよ
「とりあえず交差点まで行けば駅見えるから
　そこまで一緒に行ってあげる」
とりあえず明るい所まで誘導したかった
「そこまでって、一緒に行ってくれればいいのに」
「日本人ほんと冷たい」
しつこい
小一時間は経ってるので走って逃げようかとも思ったが
ｺｲﾂが本当にｱﾌﾞﾅｲ人だった場合
逃げ切れないのは間違いないので
逆にｱﾌﾞﾅｲと
ｱﾌﾞﾅｲ人ぢゃなかった場合
あまりにも失礼だと(笑)
とりあえず信号まで誘導
「ｺﾞﾊﾝ何がおいしい？なにが食べれる？」
「居酒屋ならなんでも揃ってるよ」
「あれ看板　あそこよ」
信号が青になる
ﾑﾘﾔﾘ背中を押す
「ﾊﾞｲﾊﾞｰｰｰｰｲ」
満面の笑みで送り出した
ﾖｼｯ
ﾖｼｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯ
教えてやった駅とは違う方向に行きやがった
絶対4ヶ月なんてありえねぇ
ｵﾚも徒歩2〜3分の我が家とは逆に歩き出した
見やれたらｲﾔだからね
家に電話して
自称29歳ｲｷﾞﾘｽ人の黒人さんに捕まって
今まいたところだ
家と逆方向に歩いてるので
ｸﾙっとまわって帰る
母上は意味もわからずﾋﾞﾋﾞってたが(笑)
無事帰宅して焼きそばを食らう
そしてよく考える
一歩間違えればとても危険(笑)
辺に外国人に慣れてしまっているばっかりに
恐怖感がﾅｲのも問題ね
つーか長いな(笑)
もっと色々あったんだけどな
なんせ小一時間捕まってたから(笑)
まぁいいやﾈﾖﾌ
昨日寝違えたから
今日は逆に寝違えて戻すのよ(笑)